
炭と薪の間で、何かが始まる
ひき田
焼鳥・鳥料理
東京都渋谷区
「炭と薪を使い分ける焼鳥技術が光る、恵比寿の注目カウンター8席店。」
コンセプト商品ホスピタリティ空間価格
とにかくおいしい間違いない
2026年6月3日訪問
光山英明
飲食業界株式会社個人商店
肉山 / オーナー
恵比寿に、また一軒、目が離せない店が生まれた。
2026年6月1日にオープンした「ひき田」。超有名店で腕を磨いたシェフが独立し、カウンター8席だけの空間で焼鳥を焼いている。


炭と薪、二つの火
焼肉を生業にしている自分が焼鳥の店に足を踏み入れるとき、いつも見ているのは火の扱いだ。ひき田では炭と薪を使い分けながら焼いていた。炭の安定した輻射熱に、薪が持つ揺らぎと香りを重ねる。それぞれの火が仕事を分担している。焼肉の世界でも炭の種類や距離感は議論の尽きないテーマだが、薪を組み合わせるという発想は、素直に刺激を受けた。








カウンター8席が意味すること
席数は8。これは単なる小箱ではない。シェフが全席を視野に収めながら、一串ごとに火加減を判断できる規模だ。素材の状態、焼きの進み具合、串を手渡すタイミング。すべてを一人の目と手の届く範囲に収めるための設計に見える。







始まったばかりの店に、これだけ期待する理由
オープンして間もない。だからこそ、今が見時だと思っている。仕込みの習慣、提供のリズム、火の使い方——開店直後の店には、その後の10年を予感させるものが詰まっている。ひき田にはそれがあった。炭と薪の組み合わせは、いずれ確固たる個性になるはずだ。恵比寿で独立したシェフの、これからに注目している。



店舗情報
ひき田
焼鳥・鳥料理
東京都渋谷区日本、〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南1丁目14−15 ラ・レンヌ恵比寿 4階
