同業グルメ
韓国の食堂は、イモ込みで完成する

韓国の食堂は、イモ込みで完成する

해남낙지(ヘナムナッチ)

韓国料理
ソウル特別市

東大門のタコ専門店で、独自のニラ炒め仕立てやビビンパアレンジまで楽しめる、地元スタッフの温かい接客が印象的な一軒。

コンセプト商品ホスピタリティ空間価格
間違いない

阿部朋子

飲食支援
阿部朋子

東大門のナッチ専門店「ヘナムナッチ」に足を運んだ。

オリジナルのナッチトゥルチギが目当てだった。ゴマ油で炒めたニラを敷き、その上にナッチ(タコ)。運ばれてきた瞬間、スタッフのイモ(親しみを込めたお店のおばちゃんを呼ぶ)がハサミを持って近づき、食べやすい大きさにカットしてくれた。その動作に無駄がなく、見ていて気持ちいい。

ナッチトゥルチギ

辛く炒めたナッチポックンは、そのまま食べても十分に旨い。だが白いご飯にナムルを加えて混ぜ、ビビンパにして食べると、辛さが馴染んでまた別の顔になる。最初にミヨック(ワカメスープ)が付くのも嬉しい。ソメク(焼酎をビールで割ったもの)との相性も悪くない。しっかり食べたい夜に向いた店だ。

ナッチポックン

印象に残ったのはイモの存在だ。食べ方を教えてくれながら、フレンドリーに話しかけてくれた。韓国語を勉強中だったこともあり、カタコトながらやり取りができた。帰り際に「カムサハムニダ」「チャルモゴッスムニダ(ごちそうさまでした)」と言えたとき、食事の満足度がもう一段上がった気がした。料理の質だけでなく、人の温度が店の価値を決めることがある。ここはその好例だ。

店舗情報

해남낙지(ヘナムナッチ)

韓国料理

ソウル特別市中区 乙支路41キル 28 , 2F

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